仕事にもとめるものは、お金、やりがい、楽しさ、出世、自己実現と、個人によっていろいろありますね。でも、すべての出発点として、誰と働くかが、一番大切だと思います。 この人と仕事して楽しい、この人を育てたい、このチームで目標を達成したい。そんな単純な気持ち。今までは、特に意識しなかったけど、最近は特にそう考えるようになりました。
「ルビコンを渡る」という有名な言葉がありますね。これは、大きな意思決定をすることを、ローマのカエサルがルビコン川を渡ってローマを目指した意思決定に例えたものです。日本語なら、清水の舞台から飛び降りた・・・・・ってことになるのでしょう。
さて、こんな例えに使われるぐらいだから、どんなに大きい川なのかと思いきや、ルビコン川は、幅数mの小川なのですね。小川を飛び越えたぐらいで、大した意思決定ではなさそうですが、なぜ、比ゆに使われたのでしょう。
当時、ルビコンは、ローマと属州との、軍事境界線でした。執政官になって、改革をはじめたカエサルは、守旧派の危機感からガリアに左遷されます。そのとき書いたリアルタイムの日記が有名なガリア戦記です。ガリアとは、いまのフランス、ベルギー、スペイン北部、ドイツ西部をあわせた地域。まさに西ヨーロッパの2000年前のロマンが、感じ取れるこれまた名作品です。これについては、また別途、http://rome3155.blogspot.com で話します。
さて、左遷されたカエサルは、元老院の思惑とは逆に、卓越したリーダシップと戦略で、つぎつぎとガリアを平定します。カエサルの赴任期間が終わり、今の勢いでローマに凱旋されれば、いよいよ、元老院の解体だ・・・・と考えた元老院は、いろいろ難癖をつけて、「元老院最終勧告」をだします。つまり、カエサルに武装解除を命じたのです。この命令にそむけば、カエサルは反乱軍とみなされて、ポンペイウスのローマ正規軍と戦うことになります。ルビコンはその境界線だったわけです。
カエサルのとる道は2つあります。
(1) ルビコンを武装してわたり、ローマを敵にまわす。
(2) 武装解除して、殺されるか、ローマをすてて、属州に生きる。
だからこそ、大きな意思決定の例えとなるわけです。
結局カエサルは、ルビコンをわたります。そのとき、「行けばこの世の地獄、行かねばわが身の破滅・・・・犀は投げられた」と言ったのが、有名なシーンですね。改革派で、原理原則を貫くカエサルは、以前から元老院最終勧告の非合理性に反対していたし、元老院も、カエサルが従うとは読んでいなかった。ようは、カエサルが(1)を選択し、ポンペイウスがカエサルをたたく、根拠つくるわなだったわけです。
面白いのは、その原理原則をつらぬいて、ローマの未来のために、ルビコンをわたるカエサルが、部下に向かって、さきほどのせりふに続いて、
「私のために、戦かえ・・・・!!!」
と叫ぶのです。一見めちゃくちゃなこの呼びかけに、みんなは歓喜をあげそれについていきます。ロジカルなようで、感情的。感情的なようで、原理原則は貫く。カエサルの魅力ならではというところでしょうか。結局、カエサルは、ローマにもどり、改革をすすめ、帝国のフレームワークを作ります。最後は暗殺されてしまいますが、甥のオクタビアヌスが意思をつぎ、ローマは帝政、5賢帝、パクスロマーナで最盛期を迎えます。
世界史の教科書には、カエサルの鋭い戦略と、グランドデザインが、ローマ帝国を築いたとありますが、その出発点がルビコンだったわけですが、部下がカエサルとともに戦ったのは、ロジックや私的利害ではないのが面白いところです。おそらく、ガリア平定のなかで、傭兵や、属州の捕虜も含め、敵の文化をみとめ、敵をも許し味方として、真のローマ人たるために何をすべきかと考え続けるカエサルの姿勢があらゆる兵に浸透していたのでしょう。だからこそ、既得権のためにカエサルを排除する元老院の理不尽さに、カエサルとともに戦ったわけですね。きっと、カエサルと一緒に戦うことが誇りであり、楽しかったのはないでしょうか。
いま日本には、戦争はありません。また、だれか一人がリーダシップをとる世の中でもありません。自分の仕事と、ローマ帝国構築の壮大なロマンとはとても比べられません。しかし、同じ目標をもった人やグループが、ひとつのことを成し遂げようとするとき、
この人と働きたい・・・・この仲間とやると楽しい・・・・、この人を育てたい・・・・、
そんな単純な気持ちがもっとも大切であり、それをなくして、戦術も、目標も、目的も持ち得ない。それが真実だと思っています。
北岡豪史
P.S.
今回のエピソードは、私の大好きな、ローマ人の物語(15巻を15年かけてかいた塩野七生の本。現在14巻。文庫本だと3倍の量だが持ちやすくて安い)にの、4、5巻(文庫本では、8巻から13巻)のユリウス・カエサル(ルビコン以前、以後)に出ています。
2006/08/27
2006/08/20
暑い夏にmixi開始
たくさんの方にみていただくためここをクリックして応援お願いします!
暑い夏が続いてます。去年とおととしは、ベルギー・ブリュッセルにいて、夏がとても涼しかったのと、その前の数年間、地方のメーカが顧客で、車通勤しながらカジュアルで勤務していたので、夏にネクタイをして、通勤するのが、7年ぶり・・なのです。とはいっても、ベンチャー勤務ということと、クールビズの影響が、街にはみられないのだが、大義名分に利用して、今年もできるだけノーネクタイでがんばろうと思っています。
さて、今週は、友人の誘いもあって、mixi にも投稿を開始。
似たような活動が多いので、必要性を感じなかったが、ついにという感じ。
http://mixi.jp
つよし、で参加しているのでよろしくお願いします。
過去、個人のクローズドネットワークの維持に、いろいろな手法を使ってきました。
・ホームページ(web 1.0 ? thinベースの連絡掲示板)
・コミュニティ(msn コミュニティなどを利用して、ゴルフのレッスン生で共有。5年たった)
・掲示板 (プライバシーの観点で、あまりはやらず)
・メーリングリスト(簡単だけど、大容量の情報のやりとりには向いてない)
・ブログ(メンテナンスが楽。トラックバック、コメントもしやすい)
・SNS(mixi, GREE, 友人招待型ブログ?でも、いろんなグループがいるから難しい)
・クローズドSNS(プライバシーが守れないということで、クローズドのサービス登場)
とまあ、いろいろあるわけです。機能は、だんだんよくなって、便利になるけど、難しいのは、自分の友人、知人、親戚、ビジネスのつながり、ファン、趣味の仲間など、いろいろな位置いる人を、どのようにまとめて、その位置づけに応じて、適切なコミュニケーションをとるか?ということ。
SNSは、「口コミ招待=友人できるプロセス」という仮説を、ITのサービスにしたもので一定の成功を収めているし、mixiの上場で、売上18億で、営業利益が9億しかないのに、時価総額1000億も?なんて話をきくと、マーケットの期待は驚くばかりです。
しかし、このバブルは必ず崩壊すると私は考えています。SNSは、友人を広げていくと、パブリックにブログを書くのと同じになるし、それなら、グループごとにコミュニティをもうけて情報を共有したほうが楽しい。その場合、コミュニティで、人を選別するから、SNSの中のコミュニティである必要は全くない。
mixiのコミュニティは、そんな意味で滑稽なサービス。クローズSNSの試みもどうなるか?さらにSNS大手がいくつもできて、ユーザが各サイトに複数投稿を強いられるのも疑問。結局最後は、オープン・フェデレーションを指向した別のサービスが現れる。これが必然。mixiの500万のユーザ基盤と、せいぜいプレミアムサービスと広告価値だけのビジネスモデルに、1000億の価値があるとは思えないからです。
まあ、他のビジネスはさておき、
http://www.kitaoka.biz を核に、blogger によって、コンテンツをまとめて、mixi や、msn コミュニティーと、友人メーリングリストに発信していく活動を、しばらくは地道にやっていきます。
北岡豪史@オレンジの街角(www.kitaoka.biz)
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とまあ、いろいろあるわけです。機能は、だんだんよくなって、便利になるけど、難しいのは、自分の友人、知人、親戚、ビジネスのつながり、ファン、趣味の仲間など、いろいろな位置いる人を、どのようにまとめて、その位置づけに応じて、適切なコミュニケーションをとるか?ということ。
SNSは、「口コミ招待=友人できるプロセス」という仮説を、ITのサービスにしたもので一定の成功を収めているし、mixiの上場で、売上18億で、営業利益が9億しかないのに、時価総額1000億も?なんて話をきくと、マーケットの期待は驚くばかりです。
しかし、このバブルは必ず崩壊すると私は考えています。SNSは、友人を広げていくと、パブリックにブログを書くのと同じになるし、それなら、グループごとにコミュニティをもうけて情報を共有したほうが楽しい。その場合、コミュニティで、人を選別するから、SNSの中のコミュニティである必要は全くない。
mixiのコミュニティは、そんな意味で滑稽なサービス。クローズSNSの試みもどうなるか?さらにSNS大手がいくつもできて、ユーザが各サイトに複数投稿を強いられるのも疑問。結局最後は、オープン・フェデレーションを指向した別のサービスが現れる。これが必然。mixiの500万のユーザ基盤と、せいぜいプレミアムサービスと広告価値だけのビジネスモデルに、1000億の価値があるとは思えないからです。
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2006/08/12
ベルギーのゴルフの思い出!
ベルギー(ブリュッセル)に赴任中、本当にたくさんゴルフをした。年間100ラウンド以上。ゴルフ好きなのはもちろんだけど、ほかにもいろいろな理由がある。
・ 会社と家が近くて、会社帰りに練習ができる。
・ 夏の日がとても長く、平日の夕方ハーフ回れたりする。一人でもまわれる。
・ 練習場に行く習慣があまりなく、とにかく安くラウンドできる。
・ 会費制の会員権があり(年間約15万)一年間ラウンドし放題。
・ 手引きカートで、スループレイ。土曜の半日使えば、ラウンド完了。
というわけで、毎週のゴルフが、特に工夫もすることなく習慣になった。
http://www.golfinfo.be/content/Club.cfm?ClubID=87&language=en
がホームコース。"golf club de LOUVAIN-LA-NEUVE"ブリュッセルの日本人の間では、通称ルーバンと呼ばれていた。フラットで、距離が長く、特別おもしろいコースではないけど、初めてホームコースを持った喜びはひとしお。プレーを積み重ねるうちに、今までのゴルフとは違う、いろいろな体験をした。
・ とにかくボールマークやディボットを直したくなる。やっぱり自分の庭。
・ どこにどんなハザードがあるか知っていてコースマネジメントを徹底。
・ 回り放題なので、ターゲットをわざとはずしたりマッチプレーなど、いろいろ可能。
・ ショートゲームがうまくなる。
・ 手引きカートで、その場でクラブ選択を迷うのがとても面白い。
こんな感じ。要するに、ちゃんとした、健全スポーツとして成り立っているのである。ルーバンには、日本人もたくさん所属していて、通称「ベル芝」と呼ばれる、メーリングリストで、現地集合、現地解散の簡易ラウンドや、日本人会、居酒屋杯など、たくさんのコンペも開かれていた。年齢や会社を超えたコミュニケーションの場である。また、一人でラウンドしてると、前後を一人でラウンドしてるベルギー人と組むことが何度もあった。ゴルフに国境はなく、クラブの話、距離の話、ぱっとの打ち方、コースの攻め方・・・つたない英語ながら、ゴルフ談義を楽しんだ。
そして帰国・・・・・
やっぱり、日本のゴルフは、ややよそ行き。バブルの頃ほどではないけど、プレーには、お金と時間がかかり、メンバーを集めてずっと前から予約するのも、結構大変な仕事。ベルギーのゴルフがそれがとても懐かしく思えて、何とか似たような状況を作れないかなぁ・・・・・って考えた末、家の近くの河川敷コースの会員になることにした。この話はまた後日。
・ 会社と家が近くて、会社帰りに練習ができる。
・ 夏の日がとても長く、平日の夕方ハーフ回れたりする。一人でもまわれる。
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・ 手引きカートで、スループレイ。土曜の半日使えば、ラウンド完了。
というわけで、毎週のゴルフが、特に工夫もすることなく習慣になった。
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・ とにかくボールマークやディボットを直したくなる。やっぱり自分の庭。
・ どこにどんなハザードがあるか知っていてコースマネジメントを徹底。
・ 回り放題なので、ターゲットをわざとはずしたりマッチプレーなど、いろいろ可能。
・ ショートゲームがうまくなる。
・ 手引きカートで、その場でクラブ選択を迷うのがとても面白い。
こんな感じ。要するに、ちゃんとした、健全スポーツとして成り立っているのである。ルーバンには、日本人もたくさん所属していて、通称「ベル芝」と呼ばれる、メーリングリストで、現地集合、現地解散の簡易ラウンドや、日本人会、居酒屋杯など、たくさんのコンペも開かれていた。年齢や会社を超えたコミュニケーションの場である。また、一人でラウンドしてると、前後を一人でラウンドしてるベルギー人と組むことが何度もあった。ゴルフに国境はなく、クラブの話、距離の話、ぱっとの打ち方、コースの攻め方・・・つたない英語ながら、ゴルフ談義を楽しんだ。
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2006/08/02
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オレンジの街角に訪問ありがとうございます。
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